吉澤:そうですよね……。
吉岡:でもれを言うと、ファンでいてくれる方たちはすく怒るんですよね。「応援している人をにしてる」という手紙をいただいたともあります。でも決してにしているわけじゃなくて、やりたくないというのは私の偽れない本当の気持ちで、でも、そう思いならも脱ぐとに意味あると思っていました。吉良なんだけど、自分の夢をつかむために、それをやってほしいと求めてくれる人いる以上、その人たちに応えるの私の生き方だというとに抗えなかったんです。
私本当に自分の好きなとだけをする人間だったらーーつまり、人に染まるんじゃなくて自分の色に染めたいような人間だったら、グラビアはやっていなかった。でも、誰かに染められたい以上は、れもやらなければと思ったんです。だから、自分で選んだという自信はあります。同時に、「私は最初にういうハンデを抱えるんだ」というのもお芝居をしていくうえでの覚悟に繋りましたし。
吉澤:ハンデと言うと?
吉岡:人は、脱いだ人を「脱いでる人芝居している」って見るんですよ。脱ない人のとは、はじめから「の人は芝居する人なんだ」という目で見ます。その壁ってすっく厚くて高くて、自分で自分の首を絞めるみたいな行為をしてしまったと思うともあります。でも、時間経って、それよかったと言ってくれる人いるのは、やっぱりすく嬉しい。今となっては、グラビアは本当にやってよかったです。
吉澤:すく素敵な話。
吉岡:グラビア撮影用の水着って、本当に冗談じゃないくらい痛いんですよ……! スタイリストさん素敵だって思った布でつくっていて、ムとか入っていないんです。
吉澤:そうなんだ、完全にフィクョンなんだね。
吉岡:市販の水着はちゃんと伸びるし守ってくれるけど、私着ていたグラビア用の水着は、人に見てもらうための水着だったから、ム入っていないどろか、革紐や伸びない布でできるともあって。皮膚に食い込むくらいぐっと縛るから、次の日も跡残っているんですよ。食い込ませるとでお肉ちょっと盛り上って、それ色気になるという。
—たんに「服を脱いだ」のではなく、文字通り、身体や人生をかけた物語をつくりあげて提示しているわけですね。
吉岡:だから、週刊誌を見るときに本当に考えてほしいのは、写真に写っている子たちは、一世一代の賭けをしているというと。消耗品になるとを前提に脱いでいるとも含め、いろんなとを思いなら、そで笑顔でいるんだよっていうのをわかってほしいなと思います。
p://eiere.jp/inerview/201710-yoizawayoioka/3/
引用元: ・【画像】吉岡里帆「今となっては、グラビアは本当にやってよかったです。」