共産党の「水着弾圧」に黙っていられない　グラドルら渋谷を行進「撮影会は下積みのグラビアタレントの重要な収入源」 [鉄チーズ烏★]

　6月18日の日曜日、昼下りの東京・渋谷の駅前にひときわ目立つ集団現れた。

　先頭を行くのは10名ほどのセクーな女性たち。その後ろにはおよそ400人のカメラを抱えた男性続く。

　一見、何のイベントかパレードかわからない、の大行進の発端は、もとをたどれば日本共産党である。経緯の詳細はデイリー新潮の（「開催2日前にいきなり電話で言われ…」共産党の申し入れで「水着撮影会」中止に　騒動の裏側に迫る」）でお伝えした通りだ、大まかに振り返ると以下のようなとになる。

　6月8日、埼玉県の日本共産党女性県議団県に申し入れをした。県内の公営プールで行われる予定の「水着撮影会」は「明らかに『性の商品化』を目的とした興業」であり、公共の場で行うにはふさわしくない、会場の貸し出しは中止すべきだ、というの彼らの主張。

　れでいったんは県の側も反応して中止する方向に進んだものの、開催直前のストップはさすにひどいとSNS等で強い批判を浴びるとに。

　結局、埼玉県知事中止の一部撤回を宣言するに至ったのだ、唐突に「いかわしい」と理不尽な批判を浴びた側は黙っていなかった。

　自身もグラビアタレントで、ネット配信サービスABEMA Primeの番組などではメンテーターも務める「あおちゃんぺ」さんを中心に、「何を売るかは私たち決める」と、グラビア、スプレ、モデル等を仕事にする女性たちから声上り始め、わずか10日足らずでの大行進をやってのけた。

　の行進、単なる抗議活動では終わらなかったとろミソだろう。彼女らは行進後に「アフターパーティー」も用意していた。1万円以上のカンパをすれば、れに参加できるというもの。

　クローズドな場で行われるちらのイベントは、お弁当付きで、行進の時よりもサービス精神発揮された姿を撮影するとできる。

「募集から3日間で738万円のカンパ集まりました。会場費や警備の他に、協力してくれた女の子たちの給料として使います。撮影会は下積みのグラビアタレントたちにとって重要な収入源なんです。ですから、のイベントは彼女たちの職業支援でもあるんです」（「あおちゃんぺ」さん）

　今回、埼玉県の日本共産党県議団行った申し入れに対しては、職業差別や言論（表現）弾圧だといった批判の声多く上った。デイリー新潮の前出の記事にも、多くのメント寄せられている。県議たちのような理屈で「性の商品化」という言葉を使えば、何でも取り締まれるではないか、といった意見もあった。

　たしかに法律ではなくて共産党の価値観によって「正しいもの」「いかわしいもの」決められるというのでは、まるで近隣諸国のようではないか。

　日頃、庶民の「暮らしを守る」と訴えているのに、実際には女性たちの働く場を減らそうと動いた県議たちは、うした声をどう聞くのだろうか。いや、聞く気はないのかもしれない。

今年3月、ドイツで大きな話題になった出来事。それは「市営プールで、女性のトップレスOK」というもの。

　きっかけは2022年12月、トップレスで泳うとして止められた女性「差別だ」とベルリン市に不服を申し立てたと。スペインでも過去に同様の訴えあった。

　トップレスを求める女性発の「Free the nipple」（乳首解放運動）。プールやビーチなどで男性はトップレスOKなのに、女性はターなのは不平等だ！ と訴える運動で、海外では大々的にデモ行進行われるほどのムーメントになっている。