元アイドルの　韓国アイドル　　爆乳丸出しで濡れ場を演じてしまう、、、、、、、、、

「彼女の色香」

1. スポットライトの外で

チェ・ユナは、かつて韓国の有名ガールズグループの一員だった。だが、グループの解散後、彼女のキャリアは思うように進まなかった。歌もダンスもそこそこできるが、突出した才能はなく、ソロデビューは失敗。やがて韓国では仕事が減り、日本に活動の場を求めることになった。

「韓国で成功しなかったアイドルが、日本で生き残るのは簡単じゃない」

マネージャーの言葉は現実的だった。バラエティ番組では”元アイドル”という肩書きをネタにされ、ドラマのオーディションでは「韓国人だから」と役をもらえずに終わることもあった。

そんな中、彼女に舞い込んだのが、日本の深夜ドラマのヒロイン役だった。

2.「セクシー担当」への戸惑い

台本を読んだ瞬間、ユナの表情はこわばった。彼女が演じるのは、ミステリアスで妖艶なバーのママ。主人公の男を誘惑しながらも、どこか哀愁を漂わせる役柄だ。台詞には意味深な言葉が並び、衣装は胸元が大きく開いたドレスばかり。

「私にできるかな……？」

韓国時代、彼女のイメージは清楚で可愛らしいものだった。セクシーさを求められたことはほとんどない。だが、今の彼女に断る余裕はなかった。

「やります」

オーディションでそう答えた時、監督は満足そうに頷いた。

「君の目には色気がある。隠す必要はないよ」

3. 演技の壁

撮影が始まると、ユナは自分の未熟さを痛感した。セクシーな表情を作ろうとしても、どこかぎこちない。共演者の男性に絡むシーンでは、監督に何度もNGを出された。

「もっと大胆に。でも、品は保って」

「視線だけで相手を落とせるようにならなきゃ」

要求される演技は、単に肌を見せることではなかった。彼女自身の内側から滲み出る”色気”を表現することだった。

「どうすれば……」

悩むユナの背中を押したのは、あるベテラン女優の言葉だった。

「色気ってね、外見じゃなくて経験と覚悟から生まれるのよ」

ユナは考えた。自分には何が足りないのか。彼女は必死に研究し、仕草や声のトーン、目線の動かし方まで細かく調整した。そして何より、自分自身を受け入れることを学んだ。

「私はもう”元アイドル”じゃない。“女優”になるんだ」

4. ブレイクと葛藤

ドラマが放送されると、ユナの演技は予想以上の反響を呼んだ。

「チェ・ユナの色気がすごい」

「彼女の視線だけでドキドキする」

SNSには称賛の声があふれ、業界内でも「意外な才能」として注目された。新しいオファーも次々と舞い込んだ。だが、そこにあったのは似たような”セクシーな役”ばかりだった。

──私は、これでいいの？

確かに今の自分は評価されている。でも、このまま”セクシー担当”としてだけ見られるのは違う気がした。

彼女は決意する。次に受ける役は、“色気”とは別の自分を見せられるものにしよう。

そして、新たなオーディションの場へ──。