裏垢女子、、おっさんに雑にセックスされる

「裏垢女子、奈落の底へ」

1. 裏の世界に堕ちた日

最初は、ただの遊びだった。
本垢では言えない本音を吐き出したくて、裏垢を作った。
名前は適当、アイコンは拾い物の画像。
誰にも知られずに、本当の自分になれるはずだった。

でも、それは甘かった。

「会いたい」「一人にしないよ」
そんな言葉を囁く男たちが群がってきた。

最初は警戒していた。
でも、何度もDMをやりとりするうちに、心の隙間が埋まっていくような気がした。

「ちょっとだけなら……」

そうやって、一度だけ会うつもりだった。
でも、一度が二度になり、気づけば数えきれないほどの夜を重ねていた。

そして、ある日、地獄の扉が開いた。

2. 記憶のない朝

目を覚ますと、知らない天井が見えた。
頭が痛い。体が重い。
隣には、見たこともない男が眠っていた。

「……誰？」

昨夜の記憶がない。
飲みすぎた？ それとも……？

スマホを開くと、DMには無数のメッセージ。
「昨日の動画、見たい？」
「お前、いい顔してたな」
「バラされたくなかったら、また会おうよ」

脳が真っ白になった。
震える指でタイムラインを確認する。
私の顔が映った写真が、知らないアカウントに投稿されていた。
眠っている私、乱れた服、剥き出しの肌。

——終わった。

3. 逃げ場のない檻

「やめる」
そう決めて、すべてのアカウントを消した。
スマホも変えた。

でも、終わらなかった。

ポストには差出人のない封筒が届いた。
中には、私の写真と手書きのメモ。

「逃げられると思った？」

背筋が凍った。
誰が？ どうして？
誰にも教えていないはずの新しい住所を、どうやって——？

ドアの向こうで、誰かの気配がする。
スマホが鳴る。知らない番号。

「開けろよ、会おうよ」

恐怖で動けなかった。
心臓の音だけが、部屋に響く。

4. 壊れていく世界

仕事を辞めた。
友達とも縁を切った。
もう、誰とも関わりたくなかった。

でも、ひとりになると、何もかもが押し寄せてくる。
過去の行為、晒された写真、消せない記録。

一度ネットに流れたものは、消えない。
私の知らないところで、私は笑い者にされ、値踏みされ、消費され続けている。

もう、終わりにしなきゃ。

ベランダの手すりに手をかけた。
足元には、暗闇が広がっている。

でも、そのとき——スマホが震えた。
知らないアカウントからのメッセージ。

「お前のこと、もっと広めてやろうか？」

——私は、逃げることすら許されないのか。

涙がこぼれた。
それでも、私はスマホを開き、新しいアカウントを作った。

名前を変え、アイコンを変え、何事もなかったように。

どこまでも堕ちていく。
もう、戻る道はない。

「裏垢女子、底なしの闇へ」

5. 私を売るのは、私

スマホの画面を見つめる。
タイムラインには、誰かの体の一部、歪んだ笑顔、乱れた言葉。

「どうせ壊れるなら、いっそ利用してやる」

私は新しいアカウントを作った。
名前はまた適当、アイコンは適度に魅力的なものを選んだ。
そして、私は自分を売ることにした。

——「会える人いますか？」

たったそれだけの呟きに、男たちが群がる。
「条件は？」
「顔見せて」
「この前の子に似てるね」

画面の向こうで、私は商品になっていた。
価値を決めるのは私ではない。
値段をつけるのも、買うのも、彼らの側だ。

それでも、金が手に入る。
一回数万円。
プライドも何もかも捨てれば、生活はできる。

「お前、もう戻れないな」

DMの向こうで、誰かが笑った。

わかってるよ。
もう、戻る場所なんてどこにもない。

6. 監視の目

「この前のやつ、写真撮ってたっぽいよ」

そんな噂が流れたのは、ある夜のことだった。
フォロワーのひとりが、匿名の掲示板を見せてきた。

そこには、私の写真があった。
顔は少し隠れているが、知っている人が見ればわかる。

——「この女、会ったことあるやついる？」
——「情報求む」

心臓がひどく痛んだ。
でも、恐怖よりも先に浮かんだのは、**「やっぱりか」**という諦めだった。

私は、ただの消費物になったんだ。
知らない誰かに笑われ、値踏みされ、売り買いされる存在。
「ざまあみろ」って、きっと誰かが言ってる。

でも、私はもう抗えない。

そうやって、また次の夜に会う約束をした。

7. 逃げ道なんてない

ある日、ホテルの部屋で目を覚ますと、腕に小さな傷ができていた。
「……何？」

男はすでにいなかった。
スマホを見ると、知らない番号からのメッセージがひとつ。

「お前の動画、売れると思う？」

体の奥から、冷たいものがこみ上げてくる。

何があったのか、思い出せない。
何が撮られたのか、知るのが怖い。

でも、きっと私は何もできない。

警察？ 意味がない。
友達？ もう誰もいない。
逃げる？ どこへ？

目の前には、スマホの画面。
指が勝手に動く。
また、新しいアカウントを作る。

名前を変え、アイコンを変え、何事もなかったように。

「お話しできる人、いますか？」

そう呟けば、また男たちが集まってくる。
この夜の果てには、何が待っているのだろう。

——それは、私にもわからない。

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